9月9日読了時間: 3分

目的はクロッキーが上手くなることではない。第四回ちいさなクロッキー会　大阪の秋あります。

更新日：12月12日

いよいよクロッキー会も第四回となりました。継続は力なり、と言いますがタイトルにもあるように、目的は「クロッキーが上手くなること」ではないのです。

2024年9月29日日曜日、大阪江之子島文化芸術センターにてモデルさんを迎えてクロッキーをみんなで描きましょう。　今回もそのような主旨で開催いたします。※裸婦ではありません

講師もいませんし、自由に描いていただける "場" の提供となります。一度来ていただいた方なら、空きがあれば当日でも受け付けています。ご予定がぴたっと合えばヒョイとお越しいただける環境にしたいと思っています。

ご説明はいたしますので初めての方も、お久しぶりの方も、不安な点、ご質問などございましたら当日だけでなく、事前にご相談を受付いたします。今回も一度ご参加くださった方を中心に、先行予約をさせていただきましたが、さすが良い季節ということもありご予定のある方が多かったです。

現在、5席の空きがありますのでご興味のある方はお気軽にご連絡ください。(9/15現在)

では、冒頭にある実際にモデルを目の前にして「クロッキーを描き続ける」目的とはなんなのでしょうか。それは、限られた時間内で主観的にみたり客観的にみたりしながら、描くことを通して「モノの見方が変わること」です。ただ続けるのではなくて創意工夫しながら描くことによって向こう側が見えるようになってきます。大切なのは、それが自分の創作や制作に影響を与えることです。しばらくすると自分の絵が思ったように描けるようになってくる、つまり「実力がつく」ということはこういうことなんだとふっと気づく瞬間がやってきます。これが最終的な着地点だと思っています。

今の時代は写真を見て描くことも多いとは思いますが、実際に実物を観て描くというのは全く違います。本質を問われてくる時代だからこそ、そういう部分をおろそかにしたくないと私は考えています。